OSS探訪

Browser Use — LLMから実ブラウザを操作し、WebタスクをAgent workflowへ組み込むPythonフレームワーク

OSS健全度 93
スコアの見方

発掘スコアはStars・Watchers・Forks・Contributorsを対数圧縮して重み付けした独自指標(上限なし)。成長モメンタムは観測期間内の同スコアの差、OSS健全度は取得できた更新状況・Community Health・Releaseの0〜100評価です。

Stars
114,692
主要言語
Python
ライセンス
MIT
リポジトリ最終更新
2026/09/15

概要

Browser Useは、LLMベースのAgentにブラウザ操作能力を与えるPythonライブラリです。ローカルブラウザを自分のコードから操作する構成に加え、CLIから既存Agentへbrowser accessを与える方法、stealth・profile・recordingを備えたcloud browser、Agent自体までhostするCloud APIを選べます。モデル・ブラウザ・実行基盤を分けて組み合わせられる点が特徴です。

特徴と向いている用途

公式資料に基づく紹介・実機未検証 · 内容確認日:

Python Agentから実ブラウザを操作し、複数ステップのWebタスクを実行する

公式READMEはBrowser Useをブラウザを操作するAI Agentとして位置づけ、Python LibraryではAgentへ自然言語のtaskとLLMを渡してブラウザ操作を実行します。ページ遷移やフォーム操作のような複数ステップをAgent workflowへ組み込み、custom toolsやstructured outputを追加して独自アプリへ拡張できます。

出典:[1]

CLI・Python Library・Fully Hosted Cloudを、必要な運用範囲に応じて選べる

READMEは利用形態を3つに分けています。CLIはClaude CodeやCodexなど既存Agentへbrowser accessを追加し、Python Libraryは自分のAgent codeをローカルで実行します。Fully Hosted CloudではAgentとbrowser infrastructureの両方をAPI経由で実行します。CLIとPython Libraryはいずれもlocal browserまたはcloud browserへ接続できます。

出典:[1]

LLM providerとbrowser実行先を独立して選び、localからmanaged infrastructureまで段階的に構成する

OpenAI・Anthropic・Googleなどのprovider wrapperを直接利用でき、Browser UseのChatBrowserUse gatewayやローカルモデルも選択できます。browser側もlocal browserとcloud browserを切り替えられるため、LLM inference、認証情報、browser executionを一つのvendorへ固定せず構成できます。

出典:[1][3]

Playwright系のbrowser automationとAgent向けtoolingをPython packageとして提供する

GitHub Topicsにはplaywrightbrowser-automationがあり、packageはPython 3.11以上を要求します。pyprojectにはOpenAI・Anthropic・Groq・Ollama・MCP・browser-harnessなどの依存が定義され、CLI entry pointとしてbrowser-useも提供されています。

出典:[2][3]

人向けWeb UIしかない業務をAgent化し、既存AI workflowからブラウザ操作を呼び出したい場合に

APIが用意されていないWebサービスの操作、調査・予約・入力などのbrowser taskをAgentへ任せたい開発者に向きます。まずlocal browserとPython Libraryでprototypeし、必要になった段階でmanaged browserやhosted agentへ移行できるため、PoCから運用まで段階的に比較しやすい構成です。

Web操作には実アカウント・cookie・外部サービスへの副作用が伴うため、Agent権限と実行環境を分離する

ローカルChrome profileを再利用する場合、Agentはそのsessionでログイン済みサイトへアクセスできます。cloud profile syncはcookieを転送しますが、local storage・IndexedDB・extensionは対象外です。書き込み操作や購入・予約・投稿を伴うtaskでは、専用profile、最小権限のaccount、実行前確認、監査可能なloggingを組み合わせる方が安全です。

Cloud browserはstealth browser、proxy、profile、recordingなどをmanaged serviceとして提供し、Fully Hosted CloudではAgentもBrowser Use側で実行されます。OSS Python libraryはMITですが、model providerとBrowser Use Cloudは別料金・別サービス条件です。どのデータがLLM provider、browser infrastructure、hosted agentへ渡るかを構成ごとに確認する必要があります。

出典:[1][4]

参考にした公式資料

  1. [1]browser-use/browser-use — README(2026-09-15)
  2. [2]browser-use/browser-use — GitHub repository metadata(2026-09-15)
  3. [3]browser-use/browser-use — pyproject.toml(2026-09-15)
  4. [4]browser-use/browser-use — LICENSE(2026-09-15)
編集部からの補足

単なるWebスクレイパーではなく、LLM・browser・実行基盤を独立して選べるAgent向けbrowser layerとして評価しました。導入時は、local profileやcookieが持つ実アカウント権限と、cloud browser・hosted agentへ渡るデータを分けて確認するのが重要です。

3ステップで試す

  1. 1

    Python packageを追加

    公式READMEのPython Library手順です。Browser UseはPython 3.11以上を要求し、新規projectではPython 3.12のuv projectが案内されています。

    uv add browser-use
  2. 2

    LLMのAPI keyを設定

    .envへ利用するproviderのkeyを設定します。BU2 modelやcloud browserを使う場合はBROWSER_USE_API_KEYを追加します。

    OPENAI_API_KEY=your-key
  3. 3

    Agentを実行

    READMEのsampleをagent.pyとして保存して実行します。標準構成ではbrowserを開き、taskを実行してfinal resultを出力します。

    uv run agent.py
公式READMEで確認

成長

成長の推移 · 直近30日

114,692 Stars

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開発アクティビティ

直近90日・週次

Commit(直近30日)
225
Open PR
288

開発アクティビティを蓄積中です。

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GitHub Topics

  • llm
  • ai-agents
  • ai-tools
  • browser-automation
  • python
  • browser-use
  • playwright
Stars
114,692
Forks
12,605
Watchers
472
Open Issues
131
主要言語
Python
ライセンス
MIT
リポジトリ最終更新
2026/09/15
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