OSS探訪

Cline — IDE・CLI・SDKを横断し、コード編集からMCP・multi-agent・定期実行まで担うオープンソースcoding agent

OSS健全度 100
スコアの見方

発掘スコアはStars・Watchers・Forks・Contributorsを対数圧縮して重み付けした独自指標(上限なし)。成長モメンタムは観測期間内の同スコアの差、OSS健全度は取得できた更新状況・Community Health・Releaseの0〜100評価です。

Stars
68,086
主要言語
TypeScript
ライセンス
Apache-2.0
リポジトリ最終更新
2026/09/15

概要

Clineは、IDE拡張として始まったcoding agentを、CLI・Desktop App・SDKまで同じagent coreで展開するオープンソースプロジェクトです。複数ファイル編集、terminal command、Plan/Act、checkpoints、rules/skillsに加え、MCP、custom plugins、multi-agent teams、scheduled agents、chat connectors、headless CI/CDまで一つの実行基盤として扱えます。

特徴と向いている用途

公式資料に基づく紹介・実機未検証 · 内容確認日:

IDEではdiffとcheckpointを見ながら、複数ファイル編集とterminal commandをAgentに任せる

公式READMEでは、project構造を読み取りながら複数ファイルを協調編集し、linterやcompiler errorを追跡して修正するworkflowを案内しています。VS CodeとJetBrainsでは変更をdiffとして確認でき、checkpointからAgentの作業を戻せます。Plan modeで調査・方針整理を行い、Act modeで実行へ切り替える構成です。

出典:[1]

同じagent coreをCLI・Desktop・SDKへ広げ、interactiveからheadless automationまで使い分ける

ClineはVS Code拡張だけでなく、terminal CLI、macOS/Windows向けDesktop App、Node.js SDKを提供します。CLIはinteractive TUI、one-shot、NDJSON、CI/CD向けheadless実行を持ち、SDKではcustom tools・lifecycle hooks・multi-agent teams・connectors・scheduled automationを独自アプリへ組み込めます。

出典:[1][2]

providerを固定せず、cloud modelからOllama・LM Studio・OpenAI互換endpointまで選べる

READMEはAnthropic、OpenAI、Google、OpenRouter、Vercel AI Gateway、AWS Bedrock、Azure/GCP Vertex、Cerebras、Groqなどに加え、OllamaやLM Studio、任意のOpenAI-compatible APIを案内しています。CLIもOAuthやAPI keyによるprovider設定を持ち、用途・cost・data boundaryに合わせてmodel経路を選択できます。

出典:[1][2]

MCP・plugin・multi-agent・schedule・chat connectorでcoding agentを開発workflowの外側へ拡張する

MCP serverからdatabase・API・cloud infrastructureへ接続でき、SDK pluginではtoolやhookを登録できます。さらに複数Agentへtaskを分担するteam、cronで動くscheduled agents、Slack・Telegram・Discord等のchat surfaceとのconnectorを備え、単発のコード生成を超えて継続的なautomationへ広げられます。

出典:[1][2]

IDE内の対話支援からCI・定期処理・独自Agent組み込みまで、一つのcoding agent基盤へ揃えたい場合に

普段はIDEでdiffを確認しながらAgentを使い、同じrules・skills・MCP構成をCLIやCIへ持ち出したい開発者に向きます。SDKを使って社内toolや独自workflowへagent coreを埋め込みたい場合や、provider lock-inを避けてmodelを切り替えたい場合にも比較価値があります。

CLIはtool auto-approveが既定で、shell・file・MCPの権限を持つため自律実行の境界を明示する

IDE向けREADMEはhuman-in-the-loop approvalを強調していますが、CLI READMEではtool callがデフォルトでauto-approvedと明記され、確認を必須にするには--auto-approve falseを指定します。--yoloはapproval promptをskipし、--zenもbackground実行のためfull tool auto-approvalになります。CIやscheduleでは専用workspace、最小権限credential、network/secret制限、監査logを組み合わせるべきです。

MCPやpluginsを追加するとAgentが触れられる外部systemも増えます。providerへ送るcode/context、CLIが実行できるshell command、MCP credential、chat connectorのaccess controlを別々に評価してください。またREADME上、JetBrains pluginは現在open sourceではない一方、repository本体はApache-2.0です。

出典:[2][1][4]

参考にした公式資料

  1. [1]cline/cline — README(2026-09-15)
  2. [2]cline/cline — Cline CLI README(2026-09-15)
  3. [3]cline/cline — package.json(2026-09-15)
  4. [4]cline/cline — LICENSE(2026-09-15)
編集部からの補足

IDE拡張だけでなく、CLI・Desktop・SDKまで同じagent coreで揃え、MCP・team・schedule・chat connectorへ拡張している点を評価しました。特にCLIはtool auto-approveが既定なので、human-in-the-loopのIDE利用と自律実行の権限境界を分けて見る必要があります。

3ステップで試す

  1. 1

    CLIをインストール

    公式CLI READMEのstable版インストール方法です。macOS・Linux・Windowsのarm64/x64向けplatform binaryが配布されています。

    npm install -g cline
  2. 2

    providerを認証

    interactive setupでCline、ChatGPT Subscription、OCA、または各providerのAPI keyを設定します。

    cline auth
  3. 3

    projectで起動

    対象codebaseのルートでinteractive TUIを起動します。tool実行を都度確認したい場合は `cline --auto-approve false` を使います。

    cd <your-project> && cline
公式READMEで確認

成長

成長の推移 · 直近30日

68,086 Stars

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開発アクティビティ

直近90日・週次

Commit(直近30日)
316
Open PR
555

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Stars
68,086
Forks
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Watchers
288
Open Issues
768
主要言語
TypeScript
ライセンス
Apache-2.0
リポジトリ最終更新
2026/09/15
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