OSS探訪

OSS図鑑

Dub

GitHubで見る

Dub — Short LinkからLead・Sale・Affiliate Commissionまでを一続きで追うオープンソースのLink Attribution基盤

Stars
0

概要

Dubは、Short Linkを発行してクリック数を見るだけのURL短縮サービスではなく、クリックを起点にLead、Sale、Customer、Affiliate Partnerまでを結び付けるLink Attribution Platformです。Conversion TrackingとAffiliate Programを同じデータモデルで扱うため、『どのリンク・キャンペーン・パートナーが実際の売上につながったか』まで追跡できます。APIやSDKからイベントを送り、Tinybird上のclick / lead / saleイベントと業務データを組み合わせる構成で、マーケティング計測とPartner Program運営を別製品へ分断したくないチーム向けです。

特徴と向いている用途

公式資料に基づく紹介・実機未検証 · 内容確認日:

Short Linkを入口に、ClickからLead・Saleまで同じAttribution IDでつなぐ

Dubの中心は、短縮URLそのものよりもリンク経由の行動を後続イベントへ関連付けるattribution layerです。READMEはShort Links、Conversion Tracking、Affiliate Programsを三本柱としており、実装でもclick eventを記録した後、lead eventやsale eventをCustomerと関連付けて取得・更新する処理が用意されています。単純なPage View解析ではなく、広告、SNS、Newsletter、Partner Linkなどの流入元から登録や購入までを一続きで測りたい場合に向きます。

出典:[1][3]

Partner ProgramとCommissionをConversion Trackingの延長で管理する

Affiliate用途ではProgram、Partner、Customer、Commissionといったモデルを持ち、LeadやSaleに応じて報酬を計算する処理が実装されています。外部Affiliate Platformへconversion dataを同期するだけではなく、どのPartner LinkがCustomerを獲得し、その後どのSaleがCommission対象になったかをDub側のattribution dataと結び付けられます。マーケティング分析とPartner報酬計算を同じevent chainで扱えることが、一般的なShort Link管理ツールとの大きな差です。

出典:[1][4]

API-firstの構成で、自社サービスのSignup・Purchase・CRMイベントへ組み込む

repositoryにはDub APIのOpenAPI定義があり、API自体もShort Links、Conversion Tracking、Affiliate Programsを対象とするlink attribution APIとして説明されています。Webアプリ側はNext.js / TypeScript / Prismaを中心に、分析eventはTinybird、短期cacheやevent補完にはRedis系を利用しています。自社プロダクト側からLeadやSaleを送ったり、CRMや決済システムと連携したりする前提のDeveloper-orientedな構成です。

出典:[1][2][3]

Marketing AnalyticsとAffiliate運営を、URL単位ではなくCustomer RevenueまでつなげたいSaaS・ECへ

キャンペーン別click数だけでなくSignup率、購入額、LTV、Partner経由売上まで追跡したいSaaS、EC、Developer Tool、Newsletter系サービスと相性があります。特に複数のCustom LinkやPartner Programを持ち、『流入→顧客化→売上→報酬』を一つのattribution modelに揃えたい場合に適しています。一方、単に短いURLを発行してclick countだけ確認したい用途では、Dubのconversion / partner機能や分析基盤はオーバースペックになり得ます。

出典:[1][4]

Self-host可能だが分析・Cache・認証・決済など周辺サービスが多く、RepositoryはOpen Core

READMEの技術構成にはNext.js、Prismaに加えてUpstash、Tinybird、PlanetScale、NextAuth、BoxyHQ、Stripe、Resend、Vercelなどが挙げられています。つまりSelf-hostは単一containerを起動するだけの構成ではなく、database、analytics、cache、email、authentication、paymentなどを自前環境向けに設定・運用する必要があります。特にclick / lead / sale分析はTinybird用のdatasourceやpipeをrepository内に持っているため、event analytics layerも導入時の重要な構成要素です。

ライセンスはOpen Coreです。apps/web/app/(ee)など明示されたEnterprise領域を除くコードはAGPLv3ですが、Enterprise領域はDub.co Commercial Licenseで、production利用には有効なEnterprise subscriptionが必要です。AGPLv3部分を改変してnetwork serviceとして公開する場合のsource提供義務に加え、EE機能を含める場合はCommercial Licenseの条件も別途確認する必要があります。

出典:[1][5][6][3]

参考にした公式資料

  1. [1]dubinc/dub — README(2026-09-14)
  2. [2]Dub — OpenAPI definition(2026-09-14)
  3. [3]Dub — Tinybird analytics implementation(2026-09-14)
  4. [4]Dub — Partner and commission implementation(2026-09-14)
  5. [5]dubinc/dub — LICENSE(2026-09-14)
  6. [6]Dub — Enterprise Commercial License(2026-09-14)

成長

成長の推移 · 直近30日

0 Stars

推移データを蓄積中です。

GitHubデータ

GitHubのデータGitHubの詳細データを見る
Stars
0
Forks
0
Watchers
0
Open Issues
0
情報の誤りを報告

掲載内容に誤りや古い情報があればお知らせください。