概要
Open Notebookは、PDF・動画・音声・Webページ・Office文書などをノートブックへ集め、検索・要約・ノート作成・文脈付きチャット・Podcast生成まで行えるオープンソースのAI research workspaceです。Google NotebookLMの代替を掲げつつ、18以上のAI provider、OllamaやLM Studioなどのローカルモデル、REST API、Dockerによるセルフホストを選べます。
特徴と向いている用途
公式資料に基づく紹介・実機未検証 · 内容確認日:
PDF・動画・音声・Web・Office文書を一つの研究ノートへ集約する
公式READMEではPDF、動画、音声、Webページ、Office文書などのmulti-modal contentをノートブック単位で整理し、full-text searchとvector search、context-aware chat、AI-assisted notesを組み合わせられると説明しています。単なるファイル保管ではなく、複数ソースを横断して後から検索・質問・加工するための研究ワークスペースとして使えます。
出典:[1]
18以上のAI providerとローカルモデルを切り替え、用途ごとにモデルを選べる
OpenAI、Anthropic、Google、Groq、Mistral、DeepSeek、xAI、OpenRouterなどに加え、Ollama、LM Studio、oMLXやOpenAI-compatible endpointも扱えます。LLM・embedding・speech-to-text・text-to-speechの対応範囲はproviderごとに異なり、UIからconfigurationを追加してdefault model assignmentを設定します。特定vendorだけに固定せず、用途・コスト・データ境界に応じてモデル経路を選べるのが特徴です。
出典:[1]
Podcast生成・REST API・変換処理まで、NotebookLM型ワークフローを拡張する
READMEは1〜4人のspeaker profileを使うpodcast生成、custom/built-in content transformation、引用付き回答、REST APIを主要機能として挙げています。NotebookLMに近い資料ベースの対話だけでなく、取得した知識を音声コンテンツへ変換したり、APIから独自ワークフローへ組み込んだりできる点が差別化です。
出典:[1]
DockerでOpen NotebookとSurrealDBをまとめて起動し、データを自分の環境へ保持する
公式Quick StartはDocker ComposeでSurrealDBとOpen Notebookを起動し、Web UIを8502番、REST APIを5055番で公開します。notebook_dataとsurreal_dataをbind mountして永続化し、API keyはOPEN_NOTEBOOK_ENCRYPTION_KEYで暗号化してデータベースへ保存します。READMEではPython、Next.js、React、SurrealDB、LangChainを主要構成として案内しています。
NotebookLMの使い勝手を求めつつ、保存先・AI provider・自動化を自分で選びたい人に
機密性のある調査資料を自分のサーバーへ置きたい人、NotebookLM型のsource-grounded chatを使いながらOpenAI以外のproviderやローカルLLMも試したい人、研究ノートからPodcastや自動処理まで発展させたい人に向きます。REST APIがあるため、個人利用だけでなく既存システムへresearch workflowを組み込みたい場合にも比較価値があります。
セルフホスト=推論もローカルとは限らず、公開時は暗号化キー・認証・DB資格情報を必ず見直す
Open Notebook本体をセルフホストしても、OpenAIやAnthropicなどのcloud providerを選べば、選択したcontextやpromptはそのproviderのAPIへ送られます。完全にローカルで閉じたい場合はOllama、LM Studioなどのlocal endpointを選び、embedding・音声処理を含めて外部通信の有無を確認する必要があります。
公式docker-compose.ymlはローカル試用のためSurrealDB資格情報をroot:rootへdefaultし、OPEN_NOTEBOOK_ENCRYPTION_KEYも必ず変更するようコメントしています。SurrealDBの8000番はlocalhostだけにbindされていますが、Web UIとREST APIは8502/5055で公開されるため、ネットワークへ出す場合はSURREAL_USER/SURREAL_PASSWORDの変更、十分なencryption key、READMEが案内するoptional password protectionやreverse proxy等を含めたアクセス制御を設計してください。コードはMIT Licenseです。
参考にした公式資料
- [1]lfnovo/open-notebook — README(2026-09-15)
- [2]lfnovo/open-notebook — docker-compose.yml(2026-09-15)
- [3]lfnovo/open-notebook — LICENSE(2026-09-15)
編集部からの補足
NotebookLMの体験を単に再現するのではなく、保存先・AI provider・Podcast・REST APIまで自分で選べる点を評価しました。一方で「セルフホスト」と「推論も完全ローカル」は別なので、機密資料を扱う場合は利用providerとembedding・音声処理を含む外部通信まで確認するのが重要です。
3ステップで試す
- 1
Composeファイルを取得
公式READMEのQuick Startで案内されているdocker-compose.ymlを取得します。
curl -o docker-compose.yml https://raw.githubusercontent.com/lfnovo/open-notebook/main/docker-compose.yml - 2
暗号化キーを変更
docker-compose.ymlのchange-me-to-a-secret-stringを十分に強い値へ変更します。ネットワーク公開する場合はSURREAL_USER / SURREAL_PASSWORDも変更してください。
OPEN_NOTEBOOK_ENCRYPTION_KEY=your-secret - 3
サービスを起動
15〜20秒後に http://localhost:8502 を開き、Modelsから利用するAI providerまたはOllama / LM Studioなどのlocal endpointを設定します。
docker compose up -d
成長
成長の推移 · 直近30日
38,876 Stars
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開発アクティビティ
直近90日・週次
- Commit(直近30日)
- 48
- Open PR
- 17
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