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概要
Jaegerは、サービスをまたぐ処理の流れをトレースとして集め、遅延や失敗箇所を調査する分散トレーシング基盤です。OpenTelemetry SDKからOTLPで送られたデータをCollectorが受け取り、ストレージへ保存し、Query ServiceとWeb UIから検索・可視化できます。CNCFの卒業プロジェクトとして開発されています。
特徴と向いている用途
公式資料に基づく紹介・実機未検証 · 内容確認日:
主な特徴
サービスをまたぐ処理経路を一つのトレースで追う
アプリケーションのOpenTelemetry SDKから送られたspanをCollectorが受け取り、トレースとして関連付けます。Query ServiceとWeb UIを通じて、複数サービスにまたがる待ち時間、親子関係、エラーの発生箇所を調べられます。
出典:[1]
収集・検索とストレージを構成に合わせて分ける
Jaeger v2はOpenTelemetry Collectorのコンポーネントを利用し、Collector、Query Service、UI、ストレージを用途に合わせて構成します。ストレージプラグインを介して永続化層を接続でき、READMEにはElasticsearch、OpenSearch、Cassandra、ClickHouseの対応方針も示されています。
出典:[1]
向いている用途
マイクロサービスの遅延と依存関係を調べる運用に向く
一つの要求が複数サービスを通る環境で、どの区間が遅いか、どの下流処理で失敗したかを調べたいチームに向きます。OpenTelemetryを共通の計装方式として採用し、開発時の調査から本番の観測まで同じトレース形式を使いたい場合にも適します。
導入前の確認
all-in-oneと本番構成を分け、互換性を追跡する
READMEのDockerによるall-in-oneは、UI、Collector、Query、メモリ内ストレージを一つにまとめた動作確認用の構成です。本番では永続ストレージ、保存期間、取り込み量、冗長化、認証や公開範囲を別途設計する必要があります。
Jaeger v2はOpenTelemetry Collectorの構成要素を利用するため、依存側の変更に伴い設定項目が非推奨になる場合があります。プロジェクトは削除まで少なくとも3か月または2回のマイナーリリースという猶予方針を示していますが、更新前にはリリースノートと設定互換性を確認します。
参考にした公式資料
- [1]Jaeger v2.21.0 README(2026-10-04)
- [2]Jaeger v2.21.0 release(2026-10-04)
編集部からの補足
トレース画面だけでなく、計装の標準化、保存期間、検索負荷、ストレージ障害時の扱いまで含めて評価したい基盤です。all-in-one構成は動作確認用であり、本番の可用性設計とは分けて考えてください。
3ステップで試す
- 1
固定版のイメージを取得する
レビューしたJaeger v2.21.0のコンテナーイメージを取得します。
docker pull jaegertracing/jaeger:v2.21.0 - 2
all-in-oneを起動する
UI、Collector、Query、メモリ内ストレージを一つのコンテナーで起動します。
docker run --rm --name jaeger -p 16686:16686 -p 4317:4317 -p 4318:4318 jaegertracing/jaeger:v2.21.0 - 3
Web UIを開く
ブラウザーでJaeger UIを開きます。OTLPはgRPCの4317番とHTTPの4318番で受け付けます。
http://localhost:16686
成長
成長の推移 · 直近30日
23,267 Stars
推移データを蓄積中です。
開発アクティビティ
直近90日・週次
- Commit(直近30日)
- 142
- Open PR
- 178
開発アクティビティを蓄積中です。
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カテゴリとタグ
GitHubデータ
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GitHub Topics
- distributed-tracing
- cncf
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- observability
- jaeger
- opentelemetry
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- 3,140
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- Open Issues
- 375
- Contributors
- 435
- 所有者種別
- Organization
- 主要言語
- Go
- ライセンス
- Apache-2.0
- リポジトリ最終更新
- 2026/10/03
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