OSS探訪

Cilium — eBPFでKubernetesのネットワーク・セキュリティ・可観測性を統合する基盤

スコアの見方

OSS規模スコアはStars・Watchers・Forks・Contributorsを対数圧縮して重み付けした現在の規模指標(上限なし)です。発掘スコアは現在のOSS規模スコアから発掘時点のOSS規模スコアを引いた値、更新ペースは直近30日Commit数、成長モメンタムは直近の観測期間におけるOSS規模スコア差、OSS健全度は取得できた更新状況・Community Health・Releaseの0〜100評価です。

Stars
25,361
主要言語
Go
ライセンス
Apache-2.0
リポジトリ最終更新
2026/09/20

概要

Ciliumは、LinuxカーネルのeBPFをデータプレーンとして使い、Kubernetesのネットワーク接続、ロードバランシング、Network Policy、サービスメッシュ、可観測性を提供する基盤です。IPアドレスではなくワークロードのIDを使ったポリシー制御や、Hubbleによる通信フローの可視化にも対応します。

特徴と向いている用途

公式資料に基づく紹介・実機未検証 · 内容確認日:

eBPFでCNIとロードバランシングを処理する

Overlayとnative routingの両方を選べ、Pod間や外部サービスへの通信をeBPFで処理します。構成によってはkube-proxyを置き換え、Serviceの負荷分散も担えます。

出典:[2]

L3-L7のポリシーとHubble可視化を同じ基盤で扱う

ラベルに基づくIDでL3/L4ポリシーを適用し、HTTPやgRPCなどL7条件も扱えます。Hubbleではフロー、サービスマップ、DNSやプロトコル情報を観測できます。

出典:[2]

Kubernetesの通信・セキュリティ・観測をまとめたい場合に

CNI、Network Policy、Ingress/Egress Gateway、Service Mesh、通信監視などを別々の製品に分けず、eBPFを中心に統合したいクラスタに向きます。

出典:[2][4]

カーネル要件と既存ネットワーク構成を確認して段階導入する

CiliumはLinuxカーネルのeBPF機能を利用し、クラスタの主要通信経路を担います。既存CNIやkube-proxyからの移行、カーネル対応、安定版へのアップグレード手順を事前に検証してください。ユーザー空間はApache-2.0ですが、BPFコードテンプレートはGPL-2.0-onlyまたはBSD-2-Clauseのデュアルライセンスです。

出典:[2][3]

参考にした公式資料

  1. [1]cilium/cilium repository(2026-09-20)
  2. [2]Cilium README(2026-09-20)
  3. [3]Cilium license information(2026-09-20)
  4. [4]Cilium documentation(2026-09-20)
編集部からの補足

CNIの置き換えだけでなく、ロードバランサー、Network Policy、Hubbleによる通信可視化まで同じeBPF基盤へ寄せられるのが強みです。一方でクラスタの通信経路そのものに入るため、対応カーネル、既存CNI、kube-proxy、アップグレード手順を導入前に確認する必要があります。

3ステップで試す

  1. 1

    前提条件とCilium CLIを確認

    検証用Kubernetesクラスタ、Linuxカーネル要件、現在のCNI構成を確認し、Cilium CLIを準備します。

    https://docs.cilium.io/en/stable/gettingstarted/k8s-install-default/
  2. 2

    現在のKubernetes contextへ導入

    Cilium CLIからHelmを使って現在のKubernetes contextへCiliumを導入します。

    cilium install
  3. 3

    稼働状態を確認

    Cilium AgentとOperatorがReadyになるまで待ち、既存通信とDNSが正常かも確認します。

    cilium status --wait
公式READMEで確認

成長

成長の推移 · 直近30日

25,361 Stars

推移データを蓄積中です。

開発アクティビティ

直近90日・週次

Commit(直近30日)
646
Open PR
273
Issue登録
347
Issue解決
305
PR登録
1,834
PRマージ
1,458

Issues

347 / 305

6月23日9月20日
Issue登録Issue解決

Pull Requests

1,834 / 1,458

6月23日9月20日
PR登録PRマージ

メンテナンス状況

Issue初回応答中央値
15時間
Issue応答率
14.5% (8/55)

直近90日に外部から作成されたIssue(新しい順に最大100件)が対象です。OWNER・MEMBER・COLLABORATORによる最初のコメントを応答とし、全コメントを確認できないIssueは集計から除外します。中央値と応答率は週次更新です。

Built with

カテゴリとタグ

GitHubデータ

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GitHub Topics

  • containers
  • bpf
  • security
  • kubernetes
  • kubernetes-networking
  • cni
  • kernel
  • loadbalancing
  • monitoring
  • troubleshooting
  • xdp
  • ebpf
Stars
25,361
Forks
4,082
Watchers
313
Open Issues
850
Contributors
396
主要言語
Go
ライセンス
Apache-2.0
リポジトリ最終更新
2026/09/20

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