概要
Immichは、写真・動画のバックアップ、閲覧、検索、共有を自分のサーバーで運用できるオープンソースのメディア管理基盤です。Webとモバイルから利用でき、顔認識・CLIP検索・共有アルバム・OAuth・LivePhoto/MotionPhotoなどを備えます。Docker Composeによるセルフホストが推奨され、データ保管と運用責任を自分で持つ代わりに、クラウド写真サービスへの依存を減らせます。
特徴と向いている用途
公式資料に基づく紹介・実機未検証 · 内容確認日:
写真・動画の自動バックアップから検索・共有までを一つのライブラリへまとめる
公式READMEでは、写真・動画のアップロードと閲覧、モバイルの自動/バックグラウンドバックアップ、重複防止、共有アルバム、公開共有、EXIF・地図表示、RAW、LivePhoto/MotionPhoto、タグやフォルダ表示などをサポートしています。複数ユーザーにも対応し、個人・家族のメディアライブラリをWebとモバイルからまとめて扱えます。
出典:[1]
顔認識・オブジェクト・CLIP検索で、大量の写真を後から探しやすくする
READMEはメタデータ、オブジェクト、顔、CLIPによる検索と、顔認識・クラスタリングを主要機能として挙げています。単なるファイル置き場ではなく、撮影後に人物・場所・内容から写真を探せるライブラリとして設計されています。
出典:[1]
Docker Composeを推奨し、TypeScript・Flutter・NestJS・Svelte系の構成でWebとモバイルを支える
GitHub TopicsにはTypeScript、Flutter、NestJS、Node.js、Svelte、SvelteKitが登録され、公式ドキュメントはDocker Composeを本番運用の推奨方式としています。Web UI、モバイルアプリ、サーバー、機械学習処理を含む複数コンポーネントを一つのセルフホスト製品として運用する構成です。
Google Photos型の体験を保ちつつ、写真データと保存先の主導権を自分で持ちたい場合に
スマートフォンからの自動バックアップ、タイムライン閲覧、人物検索、共有アルバムなどの体験は欲しい一方、写真・動画の保存先やサーバー運用を自分で決めたい家庭・個人・小規模チームに向きます。既存写真をまとめて管理し、Webとモバイルの両方からアクセスしたい場合にも比較価値があります。
写真の唯一の保管先にはせず、必要リソース・Postgres・アップグレードまで運用対象として考える
READMEは大切な写真・動画について3-2-1バックアップ戦略を常に守るよう警告しています。Immich自体を唯一のバックアップ先とみなさず、別媒体・別拠点を含む復旧経路を用意する前提で使うべきです。
公式要件ではRAM最低6GB・推奨8GB、CPU最低2コア・推奨4コアで、サムネイルや動画変換により写真ライブラリ容量が平均10〜20%増える可能性があります。PostgresはローカルSSD推奨で、DBデータをネットワーク共有へ置かないよう明記されています。またImmichはdocker composeを要求し、旧docker-composeはサポートされません。コードはAGPL-3.0です。
参考にした公式資料
- [1]immich-app/immich — README(2026-09-15)
- [2]immich-app/immich — GitHub repository metadata(2026-09-15)
- [3]Immich docs — Requirements(2026-09-15)
- [4]Immich docs — Docker Compose(2026-09-15)
- [5]immich-app/immich — LICENSE(2026-09-15)
編集部からの補足
Google Photosに近い閲覧・検索・モバイルバックアップ体験を持ちながら、保存先と運用を自分で管理できる点を評価しました。一方で写真そのものが重要資産なので、機能比較より先に3-2-1バックアップ、Postgres、容量増加、アップグレード手順まで運用できるかを確認するのが重要です。
3ステップで試す
- 1
構成ファイルを取得
公式手順のdocker-compose.ymlとexample.envを取得し、example.envは.envとして保存します。
mkdir ./immich-app && cd ./immich-app && wget -O docker-compose.yml https://github.com/immich-app/immich/releases/latest/download/docker-compose.yml && wget -O .env https://github.com/immich-app/immich/releases/latest/download/example.env - 2
.envを設定
写真・動画の保存先、DBパスワード、タイムゾーンなどを自分の環境に合わせて設定します。
UPLOAD_LOCATION / DB_PASSWORD / TZ - 3
Immichを起動
起動後は http://<machine-ip-address>:2283 を開き、最初のユーザーを管理者として登録します。
docker compose up -d
成長
成長の推移 · 直近30日
114,218 Stars
推移データを蓄積中です。
開発アクティビティ
直近90日・週次
- Commit(直近30日)
- 220
- Open PR
- 244
開発アクティビティを蓄積中です。
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カテゴリとタグ
GitHubデータ
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